こんにちは、現役Webデザイナーのちょこぱんです
Webデザイナーというお仕事が気になっている方の中には、

Webデザインの仕事って、将来的にAIに奪われるんじゃない?
といった不安を感じている方も多いのではないでしょうか?
実際、AI技術の発展によってデザインツールも進化し、AIを活用したWebサイト制作サービスも登場しています
ですが結論から言うと、Webデザインの仕事はAIに完全に取って代わることはありません!
この記事では、AI時代でも
について解説します
Webデザイナーはライフステージの変化に合わせて働き方を変えていきやすい職業です!
下記の記事で解説しています
AI時代にWebデザイナーは生き残れる?AIができること・できないこと
AIにはできることとできないことがあり、Webデザイナーが完全に不要になることは考えにくいです
ここでは、
について解説します
【AIができること】Webデザイナーの仕事の補助できる分野
AIは主に、
に強みを持っています
現在のAI技術でWebデザインに活用できる具体的な例を紹介します
ノーコード・ローコードツールを使ったWebサイト自動生成
Wix、Squarespace、STUDIO、Framer、create.xyz
最近のノーコード・ローコードツールでは、ドラッグ&ドロップで簡単にサイトが作れるだけでなく、AIが自動でレイアウトを提案してくれる機能も充実しています
例えば、Wixの「ADI(Artificial Design Intelligence)」は、ユーザーが質問に答えるだけで最適なWebサイトを自動生成してくれます
画像・イラストの自動生成と編集
Photoshopの生成AI、Canvaの「Magic Resize」
AIは画像編集やバナー作成の自動化にも活用されています
例えば、Adobe Photoshopの「生成塗りつぶし」機能では、不要な部分をAIが自動補完し、リアルな画像を生成できます。
また、Canvaでは「Magic Resize」という機能を使うと、作成したデザインをワンクリックでSNSや広告に適したサイズにリサイズできます
コーディングの補助(AIによる自動コード生成)
GitHub Copilot、ChatGPT(Code Interpreter)、Uizard、Cursor
WebデザインではHTML/CSSのコーディング作業も重要ですが、AIはこの分野でも活躍しています
例えば、GitHub Copilotは、コードを自動補完したり、エラーの修正を提案してくれます
また、Uizardでは手書きのワイヤーフレームをAIがコード化し、プロトタイプ(試作品)を生成することが可能です
SEO最適化とコンテンツ生成
Surfer SEO、ChatGPT、Notion AI
AIはSEO対策やコンテンツ生成にも活用されています
例えば、Surfer SEOはAIが記事のキーワードや構成を最適化し、検索エンジンで上位表示されやすいコンテンツを提案します
また、ChatGPTやNotion AIを使えば、SEOを考慮したWebサイトのキャッチコピーやブログ記事を効率的に作成できます
【AIにはできないこと】 Webデザイナーが求められる5つの理由
AIは作業を自動化・最適化するのに優れている一方で、人間ならではのクリエイティブな思考やコミュニケーション能力はまだありません
Webデザイナーにはビジネスやユーザーの課題を理解し、それを解決するための設計力が求められます
以下でWebデザイナーに求められる人間にしかできないことを5つ解説します
クライアントの「本当の要望」を引き出すことができる
クライアント自身が自分の課題や要望を明確に言語化できていないことはよくあります
例えば、「おしゃれなサイトにしたい」と言われても、具体的にどのようなデザインがおしゃれと感じるかは人によって異なります
ヒアリングを通じて、
- どんなターゲット向けなのか?
- どんな印象を与えたいのか?
など、クライアントの意図を丁寧に掘り下げることは人にしかできません
ビジネスの課題を解決するWebサイト設計ができる
Webサイトは単なる「デザイン作品」ではなく、ビジネスを成長させるためのツールです
クライアントのビジネスを成長させるために作りたいWebサイトは、
- 商品の購入につなげるECサイトなのか
- 企業の信頼感を伝えるコーポレートサイトなのか
- お問い合わせを増やすためのランディングページなのか
を明確にする必要があります
これらのサイトでは、それぞれ異なる目的があるためです
ヒアリングを通じて、クライアントのビジネスモデルやターゲット層を理解しそれに適したデザインや、ユーザーがサイト内でどう動くかを考えたデザインを設計することが求められます
例えば、
- どこにボタンを配置すればクリック率が上がるのか?
- どんな動線がユーザーにとって分かりやすいのか?
といったユーザーの心理を考慮した設計は、人間の経験と直感が不可欠です
ブランディングやマーケティングの視点を取り入れることができる
AIはデータ分析が得意ですが、人の感性が必要な部分は苦手です
Webデザイナーは、クライアントのビジネスやターゲットに合ったブランドの魅力を伝えるデザインを作る役割を担っています
Webデザイナーが考えるべき【ブランディング】の例
Webサイトはただの情報発信ツールではなく、企業やサービスの「顔」となるものです
デザインによって、
- おしゃれ
- 信頼できる
- 親しみやすい
といったブランドの印象を形作ることができます
例えば、以下のようなブランドイメージを印象付けるWebサイトを作るにはAIだけでは難しく、デザイナーの視点が必要です
| ブランドイメージ | Webサイト内で使用するデザイン要素 |
|---|---|
| 高級感のあるブランド | シンプルなレイアウト、高級感のあるフォント、落ち着いたカラー (黒・ゴールドなど) |
| 信頼感のある企業サイト | 余白を活かしたデザイン、読みやすいフォント、落ち着いたカラー |
| 親しみやすいブランド | 柔らかいフォント、カラフルなデザイン、イラスト |
このようなデザインの選択は、データだけで判断できるものではなく、ブランドの世界観を理解したデザイナーの感性が重要になります
Webデザイナーが考えるべき【マーケティング】の例
Webサイトもただキレイなデザインを作るだけでなく、
- どうすれば売れるか?
- 申し込みが増えるか?
など、クライアントの商品やサービスを売ることを考えたデザインが必要です
ブランドイメージを守りつつ、売れるデザインを作るには、戦略的な思考が必要です
Webデザイナーはブランドイメージを表現しつつ、Webサイトを見た人に買ってもらいやすいデザインを作ることで、Webサイトの価値を最大化する役割を担っています
臨機応変なデザインの調整・改善ができる
AIは決められたルールに従って作業をしますが、
- デザインの柔軟性
- カスタマイズ性
に限界があり、テンプレートに沿ったデザインしかできません
クライアントの希望に寄り添ったオリジナリティのあるデザインを作るのは難しいです
Webサイトの制作会社に勤務する私も、日々クライアントさんとやり取りをさせていただいていますが、
例えば、

このボタンをもう少し目立つようにしたいです。

この案内文はここだと目に止まらないので、メイン画像のすぐ下に大きめに表示したいです。
といった要望を聞く機会がたくさんあります
また私からも

ここのリストのデザインはこのサイトの雰囲気に合わないので、このように変更してはいかがでしょうか?
というように、クオリティを高めるために提案をすることもたくさんあります
このような細かい部分の修正はAIにはまだできません
Webデザイナーは「なんとなくしっくりこない」という違和感を察知し、細部を調整することでクオリティの高いデザインを作ることができます
要望や提案に完全に寄り添ったWebサイトは、人の手を加えることが必要不可欠です
クライアントとの信頼関係を築くことができる
Webデザイナーの仕事はクライアントとのコミュニケーションが不可欠です
ただデザインを作るだけでなく、
- クライアントの話を丁寧に聞き
- 適切な提案をし
- 問題を解決する
ことで信頼関係を築くことができます
信頼が生まれると、継続案件や新しい仕事の依頼につながることもあります
また、Webデザイナーがコミュニケーションを密にとっていると、トラブルを事前に防ぐことができます
ヒアリングが不十分だと、デザインが完成した後に「イメージと違う」と言われ、大幅な修正が発生することがあります
しかし、事前にしっかりとヒアリングを行い、「このデザインで本当に問題を解決できるか?」をクライアントとすり合わせておけば、納品後のトラブルを減らせます
私の失敗談ですが、クライアントの要望を誤って解釈してしまい、完成したものを見せると、

そうではなくてこうしてほしかったんですけど⋯
と指摘を受け、納品希望日間近に大幅な修正が発生してしまった経験があります⋯
このようなトラブルを防ぐためにも、
といった基本的なことを人が行う必要があります
AI時代に求められるWebデザイナーの条件
AIが今後さらに発達していくと、仕事を奪う敵のように感じてしまうかもしれません
ですがAIは敵ではなく、
と考え味方につけましょう
以下はWebデザイナーがこれからのAI時代に生き残るために必要なことです
AIを活用して効率よく仕事をする
AIは敵ではなく、仕事を効率化する強力なツールです
AIを活用して作業スピードを上げれば、よりクリエイティブな仕事に集中できます
例えば今まで人の手で行っていた以下のような作業は、AIを使って効率化することができます
私も日々の業務で上記のような自動化・効率化できるツールは日常的に使っています
さらには「もっと効率的にできないか?」を常に考え、調べては積極的に試し、効果があればチーム内で共有するようにしています
チーム内では、

この作業はこうすると早く終わるよ!
良いツールを見つけたので共有しますね!
といった会話で盛り上がることもよくあります
これからの時代を生きるWebデザイナーは、AIを貪欲に取り入れて効率化を追求することが求められています
「AIにできないこと」に特化する
AIが苦手な部分を強化することで、Webデザイナーとしての価値を高められます
「【AIにはできないこと】 Webデザイナーが求められる5つの理由」の見出しで取り上げた
のような強みを磨きましょう
またAIは便利なツールですが、すべてをAI任せにするのは危険です
正しく活用するために、以下の点に注意しましょう
まとめ:AIと共存しながら活躍するWebデザイナーになろう!
AIの進化により、Webデザインの仕事は変化しています
しかし、それは「仕事がなくなる」というよりも、「仕事のやり方が変わる」ということです
AIを活用すれば、よりクリエイティブな部分に集中できます
実際、AIを使いこなすデザイナーは市場価値が高まり、これからの時代に求められる存在になるでしょう
AIの進化に不安を感じるよりも、AIと共存しながら成長するWebデザイナーを目指していきましょう!




コメント